介護福祉士 重要事項を短文で暗記しましょう。
短文で覚えると試験の解答が簡単に出来るようになります。
一発合格=重要事項短文丸暗記
暗記より3回繰り返し!
無理して覚えるのはナンセンスです。
3回繰り返して聞くと頭に自然に残ります。
4-5 介護の基本
1.介護老人福祉施設の感染対策として、手洗いは、液体石けんと流水を使用して感染を予防するのが基本である。消毒液に手を浸して行うやり方は、多数の人が同じ消毒液に手を浸して繰り返し使用するため、消毒液が劣化し効果が減少する。
2.介護老人福祉施設の感染対策として、洗面所のタオルは共用にしない。共有のタオルは細菌の温床であり感染源となるため、使い捨てのペーパータオルなどを使用することが基本である。
3.介護老人福祉施設の感染対策として、おむつ交換は、使い捨て手袋を着用行うことが基本である。排泄物は感染源となるため、直接手で触れたり、使いまわしの手袋を使用したりはせず、使い捨ての手袋を使用して感染を防ぐ。
4.要介護者の血液に触れた手袋は汚染防止のためにも汚染した部分が内側になるように裏返して外すことが基本である。血液や体液はウイルスの感染経路となるため、要介護者の血液に触れるときには手袋をはめて手指を防護する。
5.疥癬(scabies)は、ダニの一種であるヒゼンダニが皮膚に寄生することで発生する皮膚病である。通常疥癬と角化型疥癬(ノルウェー疥癬)に分けられ、角化型疥癬は通常疥癬に比べて感染力が強い。
6.疥癬(scabies)に感染した利用者の入浴は、順番を最後にする。通常の疥癬は、浴槽で感染する可能性は低いが、最後に入浴するのが望ましい。身体は石けんを使用し、よく洗う。
7.ノロウイルスの感染経路は、ほとんどが経口感染である。主に汚染された貝類を生、または十分加熱調理しないで食べた場合に感染する。また、発症者の便や嘔吐物に触れた手指で取り扱った食品などを介しても感染する。
8.高齢者介護施設で、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の保菌者が確認された場合、感染経路は接触感染であるため、スタンダードプリコーション(standard precautions:標準予防策)に加えて、接触感染予防策を実施する。
9.高齢者介護施設で、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の保菌者が確認された場合、通常用いられる消毒薬は有効である。手洗いができないときは速乾式アルコール消毒薬などを使用する。
10.ストレスチェック制度の目的の1つは、メンタルヘルス不調者を出さないよう未然に防止すること(一次予防)である。
11.ストレスチェックは身体的な健康診断と同じように、少なくとも1年に一度実施することが事業者に義務づけられている。
12.燃え尽き症候群(バーンアウト(burnout))の特徴として、意欲の低下やうつ状態がみられる。
13.介護福祉職の腰痛予防では、静的ストレッチングが効果的である。静的ストレッチングは、「筋肉への負担が少なく、安全に筋疲労回復、柔軟性、リラクセーションを高めることができる」と記載されている。
14.1日の法定労働時間は、労働基準法に定められている。労働基準法では、労働時間は休憩時間を除き、1日8時間、週40時間までとすることが定められている。