介護福祉士試験に合格したい方は「資格試験のペネトレイト」の教材を利用して学習しましょう。短期間で合格できる実力が付きます。

ペネトレイト 介護福祉士試験に一発合格!

介護福祉士 短文を丸暗記 5-1 コミュニケーション技術

介護福祉士 重要事項を短文で暗記しましょう。
短文で覚えると試験の解答が簡単に出来るようになります。
一発合格=重要事項短文丸暗記

暗記より3回繰り返し!
無理して覚えるのはナンセンスです。
3回繰り返して聞くと頭に自然に残ります。

5-1 コミュニケーション技術

1.利用者とのコミュニケーションにおいて逆転が起きている事例に該当するものとして、亡くなった祖母と似ている利用者に、無意識に頻繁にかかわることがある。「転移」は、利用者が介護福祉職に対して向ける感情であり、「逆転移」は、介護福祉職が利用者に対して向ける感情のことである。「転移」「逆転移」ともに、身近な存在である人に重ねる傾向があるといわれている。

2.コミュニケーション技術における受容とは、相手の価値観を尊重して、その人をあるがままに受け入れることである。

3.利用者の感情と行動の矛盾点を指摘することは、直面化の技法である。

4.利用者が話した内容を整理して伝えることは、要約の技法である。

5.利用者が話した内容を別の言葉を使って簡潔に返すことは、明確化の技法である。

6.コミュニケーション技術の基本では、言葉だけを頼りに判断するのではなく、表情やしぐさなどから発せられる非言語的メッセージにも気を配ることが大切である。

7.コミュニケーション技術の基本では、利用者との関係を円滑に築いていくために、まず利用者の意向を十分に把握することが大切である。そのためには、利用者の話を引き出して聞くことが求められる。

8.利用者が話しているとき、目を閉じて話を聴くと相手の様子を観察することができない。言語のみならず、視線や表情、身体の動き等の非言語的メッセージにも気を配りながら話を聴くことが求められる。

9.介護福祉職が行う傾聴では、利用者の抱いている感情は言葉によって表現されないこともあるため、「どのような気持ちなのだろう」と推察しながら話を聴くことが求められる。

10.介護福祉職が行う傾聴では、対話の話題を介護福祉職の関心で展開するのではなく、利用者が話したいと思った事を、自由に話すことができるようにすることが望ましい。
 
11.話す気分になれない利用者には、開かれた質問は負担になる。利用者の気持ちを尊重したかかわりが求められる。

12.介護福祉職が利用者とコミュニケーションを図るときは、緊張感が利用者に伝わると、利用者自身も緊張してしまい、ぎくしゃくしたやりとりとなってしまう。リラックスしてこころを開いた姿勢を介護福祉職から示していくことが大切である。

13.介護の基本として、意欲が低下した人とのコミュニケーションでは、利用者の自己決定を促していくようにコミュニケーションを行うことが大切である。

14.意欲が低下した人とのコミュニケーションでは、根拠をもって対応できるように、まず意欲低下の背景を考えることが大切である。

15.意欲が低下した人とのコミュニケーションでは、廃用症候群(disuse syndrome)につながるリスクもあるため、意欲を引き出すための支援を行う必要がある。

16.コミュニケーション技術の基本では、介護福祉職は利用者のみならず、家族との関係も円滑に構築していくことが求められる。どちらかの意見を優先させるのではなく、両者の意向を調整していくことが求められる。